戦闘員は所かまわず攻撃を仕掛け、周囲はパニックに陥っていた。

「いいぞその調子だ!」
ホット王は喜びを爆発させながら豪語した。

「次はあそこを狙え!」
ホット王は指令を送る。ホットの狙いは城だった。戦闘員が王室に向けて破壊光線を放つと地球の戦闘員も破壊光線で応戦した。

互いの攻撃が押し合うが、ホットの威力に押されてしまう。ホットの戦闘員は城を狙った・・・その時だった。

ドゴオッ

ホットの戦闘員は一気に倒されてゆく。そう、サニー達が助太刀に現れたのだ。

サニー達は次々と敵を撃破していくが突如行く手を阻むグループに戦意喪失した。

「マグネにシウム?」
「ドレッシー?」
「ハバネロ?」

そう、格闘試合で対戦し、東方哀嵐怒の一件では共闘した面々が立ちはだかったのだ。

「格闘試合の後一緒に戦ったでしょ?なんで?」
サニーは呼びかけるが彼らは聞く耳を持たない。

「一緒に戦った?そんなの知るか!!俺達は王様に洗脳されて忠誠を誓い、防弾少女団と同盟を結成したのだ!」
ハバネロはそう言うとサニー達に攻撃を仕掛けた。

サニー達は先に防弾少女団を倒していき、7人倒し切ってハバネロ達の所へ向かおうとした。しかし

「滅べ、地球!!」
少女団の一人がやられたふりして奇襲を仕掛けた。サニーはとっさの機転で反撃し、再び倒し切った。

そしてサニー達はハバネロ達に戦いを挑むが、洗脳された彼らは格闘試合の後にホット王に鍛えてもらってたことも相まって大幅にパワーアップしていてサニー達は手も足も出ず追い込まれてしまう。

「どうした?てめえら地球人の実力はこんなものか!?」
ハバネロは高笑いした。その間にマグネシウム兄弟とドレッシーが光弾で攻撃した。

攻撃から逃れたサニー達だが、ハバネロの不意打ちにかかり倒れてしまう。

「ふんっ、こんなものか。」
ホット王は呆れた目でサニー達を見た。

「そうだ、良い事思い付いたぞ!」
ホット王はそう言うとルージュ・フローラ・マイケルに催眠を仕掛けた。そしてサニーが起き上がった瞬間目の前にはルージュ・フローラ・マイケルが立ちはだかるようにして立っていた。

続く

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